大震災より今日で12年。 はじめにこの震災で亡くなられた6434人の 方々のご冥福をお祈りするとともにまだ完全に 復興されていない方々の一日も早い復興を心 よりお祈りいたします。 12年前の今日、私たち家族も被災地の中に あり、震災を経験することになりました。 あの日、5時46分、マンションのリビングルーム で寝ていた私は今までに感じたことのない 激震で飛び起きました。それと同時にリビング に置いてあった熱帯魚の水槽が倒れ、300#8467 の水がぶちまけられ、魚がはねまわり、私は ずぶぬれ、家内と息子当時1歳の無事は確認 したもののしばらくどうしていいのか何があった のか解らないといった状態でした。 幸いにして家族、親戚、家、すべて無事でした。 それから、花鳥園もあわてて見にいきましたが 無事でした。無事とはいっても中は商品は 散乱し棚は倒れ、当時おいていた熱帯魚は 水槽をおいてある台ごと倒れ全滅。しかしながら 電気の線はあまりの衝撃で根元からぶち切れ 火事になりませんでした。また、そのときいた 仔犬、親犬ともすべて無事でほんとうにほっと したのを覚えています。 いろんなことが情報として入ってくるにしたがって これからどうなんの?どうしたらええん? ほんとうに不安でした。でもどうにかしないと。 私はお店をするしかない、またお客さまは フードなど必要なはず、次の日から営業を 足の踏み場もない中はじめました。 あと、無事な私たちが何かできないか? と 微力ですが避難所にペットフードをもって いったり、お客様の家をまわりフードを置いて いったのを思い出します。その途中には全壊 した家、倒れた電柱、割れて通行止めの道路。 リュックを背負って歩くたくさんの人たち。 ほんと、戦争で爆弾が落ちたみたい。でした。 もう、こんな思いは2度としたくない。 でも、この震災で何もかも失ったと思えば、 何でもできると思って今日までがんばって きた感じです。精一杯今日をがんばろうって。 それから、私がペットを飼ってられるみなさん に災害時役に立つことをひとつ。 日頃からのケージ飼い。特にクレートといわれる バリケンネルやシャトルというものです。 これに慣れれば犬たちはとても落ち着きます。 そこでおとなしくできれば万が一の時にも一緒に 避難でき場所がどこであれ落ち着くことが できます。災害救助犬がクレートに入り、空港 から海外の現場へ行くのが良くニュースで 見かけますが運ぶ為に入れているだけでなく 混乱の現場でもいつもの能力を発揮するため に使われています。また、預けることも可能 になりますよね。考えてみてはいかがですか? |